「3月のライオン」ひなまつりイベントの様子。左から清原果耶、新津ちせ、倉科カナ。 (c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

羽海野チカ原作による映画「3月のライオン」のひなまつりイベントが、本日3月1日に東京都内で開催。会場には川本家3姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、次女・ひなた役の清原果耶、三女・モモ役の新津ちせが登場した。

ひな祭りが近いことから、倉科、清原、新津の3人はひな人形をイメージしたちらし寿司作りに挑戦。撮影前にロケ地となった民家に泊まり込み、カレーを作って親睦を深めたという彼女たちは、この日も倉科を中心に役割分担しながら手際よく作業を進めていく。

まず最初に、倉科はきゅうり、清原はラディッシュを薄く切り、新津はにんじんを型抜きすることに。司会から得意料理を聞かれると、倉科は「妹が南蛮漬けが大好きなので、季節ごとに白身のお魚を漬けます」と料理上手をうかがわせるコメント。お菓子作りが好きな清原は「カップケーキやブラウニーを作ります」と答える。すると新津も「私もお菓子作り(する)!」と元気よく乗っかり、「クッキーとかパンケーキ! でも年に3回くらいしか作らない」と続ける。

また新津の実父・新海誠はすでに本作を鑑賞したそうで、司会から「お父さんはなんて言ってた?」と聞かれた新津。「やっぱり聞かれたー! 聞かないでって言ったのに!」と恥ずかしそうに返しながら、「(神木隆之介演じる)零ちゃんがすごかった。(新津扮する)モモちゃんはかわいかったって」と明かした。

手まり寿司を作る場面になると、新津がマグロとエビのいずれかを選ぶことができず、両方くるんで報道陣を和ませる。さらに土台を飾り付ける工程では、寿司に巻きつける薄焼き玉子でできた着物を清原がうっかり破りそうになると、新津が「こっちは大パニック!」とすかさず実況。ゆで卵にのりを貼り付けて顔や髪を作るときには「これちょっと怖いね……」と恐る恐るの倉科や、楽しげに歌いながら作業する清原と新津の姿も。のりの貼り付け位置を間違えた清原を倉科が、「ちょっとふくふくしてていいよ!」と姉らしく励ます一幕も見られた。

寿司が完成すると、3人はうれしそうに拍手をしながら「かわいい!」「零ちゃんっぽい!」と大絶賛。手まり寿司を試食してみると、一同は弾けるような笑顔を見せる。倉科に「何点?」と聞かれた新津は「100点!」と大満足の笑顔で答えた。

映画「3月のライオン」の前編は3月18日、後編は4月22日に全国公開される。

(c)2017 映画「3月のライオン」製作委員会