学情は2月27日、「2018卒 就職活動開始前意識調査(2017年1月)」の結果を発表した。調査は1月23日~31日、同社運営の新卒採用サイト「あさがくナビ」の会員1,300名を対象に、webアンケート方式にて行われた。

就職活動が早期化

「就職活動の準備について」

2017年1月時点で、「就職活動の準備」を開始している学生は86.8%。開始時期については、「12月~」(21.1%)という学生が最も多く、前年同月比-10.1ptとなった。10月以降の各月は前年を下回り、それ以前では前年を上回っていることから、前年よりも早期化していることが伺えた。

「志望業界」

現時点での「志望業界」は、1位「食品・飲料」(30.9%)。次いで2位「銀行・証券・保険」(22.8%)、3位「マスコミ・出版・印刷」(20.3%)となった。前年同月と比べて、「銀行・証券・保険」(前年同月比-1.8pt)や「マスコミ・出版・印刷」(同-1.9pt)では割合が低くなったものの、上位3位までの順位に変化は見られなかった。

内々定獲得に「自信あり」の学生が増加

「内々定を獲得する自信の程度」

「内々定を獲得する自信の程度」を聞くと、「自信がある」(「とても自信がある」3.3%+「それなりに自信がある」18.9%)と回答した学生は22.2%と、前年同月より2.0pt上昇した。なお、「自信がない」(「あまり自信がない」34.5%+「全く自信がない」14.2%)は48.7%(前年同月比-2.1pt)、「どちらともいえない」は29.1%(同+0.1pt)だった。

インターンシップ参加率は71.3%

「インターンシップについて」

続いて、「インターンシップ」について調査を実施した。2017年1月時点でのインターンシップ参加率は71.3%と、前年同月より5.8pt上昇した。

「インターンシップを探し始めた時期」は、インターンシップサイトがオープンする「6月」(30.8%)が最も多かった。「参加時期」については、長期休暇がある「8月」(44.3%)、「12月」(33.7%)、「1月」(38.4%)と回答した学生が多かった。