Microsoftは27日(以下すべて現地時間)、MFC(Microsoft Foundation Class)が26日で25周年を迎えたことを公式ブログで明らかにした。MFCはmicrosoftがVisual C++用に開発したアプリケーションフレームワークとして、COMプログラミングを容易に行うATC(Active Template Library)と共に、Windows 3.1用Microsoft C/C++ 7.0に同梱している。後に登場するVisual C++ 1.0はMFC 2.0によって開発された。なお、現行のVisual C++ 2015ではMFC 14.0を同梱している。

Microsoft C++チームは、デスクトップアプリ開発に欠かせないMFCの歴史を振り返りつつ、今現在も機能拡張を続けるMFCを誇りにしていると語る。また、今後主流になる予定のUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションに対しても、「Desktop Brigeを用いることでデスクトップアプリは生き続ける」と25周年の歴史を振り返った。

阿久津良和(Cactus)