三井住友銀行(SMBC)と日本総合研究所(日本総研)の2社は2月27日、ナインシグマ・ジャパンとオープン・イノベーションに向けた取り組み支援を目的として業務連携に関する覚書を締結した。

今回の覚書の締結により、イノベーション創出に向けて取り組む大企業・中堅企業の顧客に対して、ナインシグマ・SMBC・日本総研が連携することで、経営課題整理を通じた注力分野の特定から、グローバル・ネットワークを利用した技術探索、パートナーとの協業体制構築まで、一貫したコンサルティング支援を行う。

ナインシグマはグローバルにおいて200万人の研究者・技術者ネットワークを利用する技術探索などに強みを持ち、オープンイノベーションに向けた事業化支援コンソーシアムである「Incubation & Innovation Initiative(III、トリプルアイ)」の運営や多様な金融ソリューションを通じたベンチャー企業支援などに取り組んでいるという三井住友フィナンシャルグループの強みを生かし、イノベーション推進に向けた企業活動を積極的に支援していくとしている。