大塚家具はこのほど、「睡眠に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2016年7月9日~12日、20~59歳の男女995名を対象にインターネットで実施したもの。

現在の「睡眠時間」を改善したいですか?

自身の「睡眠」に満足しているか尋ねたところ、64.1%が「とても不満」「やや不満」と回答した。自身の「睡眠時間の改善」について聞くと、63.3%が「睡眠時間を増やしたい」と回答している。

今、使用している「寝具」に満足しているか聞くと、52.7%が「とても満足」「やや満足」、41.3%が「とても不満」「やや不満」と答えた。「寝具の満足度」と「睡眠の満足度」を掛け合わせたところ、睡眠に満足している人は、寝具にも満足しており、睡眠への不満を持つ人は、寝具にも不満であるということがわかった。

「睡眠」と、今使用している「寝具」について

「睡眠改善」から期待したいことを男女別で尋ねたところ、女性は「美容・美肌」(86.5%) 、「ダイエット」(79.7%)、「朝活ができる」(77.3%)が上位となった。

一方の男性は「頭の回転」(42.3%)、「仕事がはかどる」(41.7%)、「日中のパフォーマンスが上がる」(41.3%)、「疲労回復」(39.4%)など、原状回復への期待が強くなっている。

「睡眠改善」から期待したいこと

「寝具」を購入する際、一番こだわるものを聞くと、「マットレス(敷布団)」(48.7%)が最も多く、次いで枕(30.3%)、掛布団(12.9%)が続いた。「睡眠改善から期待すること」に「寝具のこだわり」を掛け合わせて調べたところ、「幸せを感じる」「疲れが取れる」などすべての項目で「マットレス(敷布団)」を重要視する声が多かった。

「寝具」を購入する際、一番こだわるものは?

平日(月~金)の睡眠時間を調査したところ、33.3%が「6~7時間睡眠」、29.7%が「5~6時間」という結果になった。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠指針2014」では、必要な睡眠時間は6時間以上8時間未満あたりが妥当であると発表しているが、実際は6時間未満の人が4割以上を占めていることがわかった。