成田国際空港は3月31日13時30分より、航空科学博物館(千葉県山武郡芝山町)敷地内に内窓効果体験ハウスをオープンする。同ハウスは、成田空港の更なる機能強化に伴い、地域住民に提案している内窓の設置による防音効果を体験できる施設として開放する。

内窓効果体験ハウスをオープン

同ハウスの運用時間は、原則として10時~16時(航空科学博物館閉館日を除く。土日可)で、夜間の体験も可能。電話による事前予約を平日9時~17時(12月29日~1月3日を除く)に受け付ける。なお、現地に常駐スタッフがいないため、2日前までに予約が必要となる。

同ハウスでは内窓を開閉し、航空機騒音の変化(内窓の防音効果)を体験できる。所在地は芝山町岩山111-3(航空科学博物館敷地内 共生・共栄会議事務所横)で、騒防法第2種区域(Lden73dB以上)の該当エリア(移転補償、土地の買入対象区域)、騒特法防止特別地区(Lden66dB以上)の該当エリア(上記及び住宅、学校等の建築禁止)となる。

内窓効果体験ハウスへのアクセス

構造は、木造平屋建て(洋室12畳、和室8畳の二間)の約40平方メートルで、開口部は外窓 防音アルミサッシ(遮音量25dB 外窓のみ)、内窓 樹脂製サッシ(遮音量35~40dB程度 外窓+内窓)(ガラス厚はともに5mm)。収容人数は約20人(洋室・和室の二間計)となる。

事前受け付けの電話番号は、成田国際空港ホームページを参照。