俳優の長谷川博己が、4月スタートのTBS系日曜劇場『小さな巨人』(毎週日曜21:00~)で主演を務めることが26日、明らかになった。

主人公・香坂真一郎役の香坂真一郎(左)と山田春彦役の岡田将生

このドラマは、「警察」という名の巨大組織の中でもがき、奮闘する男たちの戦いを描く警察エンターテインメント。警視庁ノンキャリ最高峰・捜査一課長を目指していたエリート刑事が味わった挫折…警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く。

主人公は、実力で"未来の捜査一課長間違いなし"と呼ばれていた捜査一課の刑事・香坂真一郎。ところが香坂はある日、取り調べの際にひとつのミスを犯してしまい、評価してくれていたはずの捜査一課長・小野田の証言により所轄へと左遷させられる。そして、出世街道から外されてやってきた所轄で、小さな事件でも己の正義を信じ事件に挑む同僚たちの姿を目にし、自分の"正義"を信じ、"悪"と対峙していくことになる。そんな香坂を、映画『シン・ゴジラ』で主演を務め、「第40回日本アカデミー賞」で優秀主演男優賞に選出された長谷川が演じる。

また、TBSの連続ドラマ初出演となる岡田将生が、香坂と同じく捜査一課長を目指す刑事・山田春彦役として出演する。山田は東京大学法学部を卒業後、警視庁に入庁。本来、東大出身者はキャリアといわれる警察庁に入庁することが多く、しかも彼の父親は警察庁次官から内閣官房副長官という官僚のトップに上り詰めた人物なのだが、山田は捜査一課長として"未解決事件"の捜査の指揮をとり、最短距離で出世することで自分の理想とする仕事をしたいと考えていたため、ノンキャリと呼ばれる警視庁を選んだ。

香坂の異動先の所轄で同僚となる現場たたき上げの刑事・渡部久志を安田顕、前捜査一課長で警察署の署長・三笠洋平を落語家の春風亭昇太が演じ、このほかにも、駿河太郎、手塚とおる、舞台界の大御所俳優・木場勝己の出演も決定。主人公・香坂の刑事人生を大きく変える捜査一課長・小野田義信には超大物俳優が、さらに、このドラマのヒロインとして警察官たちの人事を握る人事課に配属された新人職員・三島祐里役には今注目の若手女優が決定しているという。

日曜劇場初主演の長谷川は「警察組織を舞台に、人間の出世欲や権力欲、正義とはなにか、を描いた完全オリジナル作品です。事件ものの刑事ドラマの枠にとらわれることなく観る方々それぞれの心に何かを残す普遍的な作品になると思います」と作品を紹介。「数々のヒット作品を送り出したスタッフの皆さんとさまざまなジャンルの出演者がどのような科学変化を起こすか、私自身も楽しみでなりません」と期待を寄せる。

岡田は「僕が演じる山田という役は、誰かを蹴落としてでも上に登り続けることしか頭にない、向上心の塊みたいな人間です。冷静かつ、寡黙なその顔が表の顔なのか裏の顔なのか、キャラクターを含め物語がすごく気になります」と演じる役について話し、「今まで演じたことがない役なのでとても楽しみですし、この役と共に長谷川さんに真正面から衝突していきたいと思っております。気合十分です!」と意気込んでいる。