久しぶりに気合を入れて掃除をしようと思ったけど、部屋が散らかりすぎて、やってもやっても終わらない。もう嫌だ……。今回は、マイナビニュース会員のうち男女401名にそんな「もう掃除なんて嫌だ! と思った瞬間」について聞いてみた。

掃除なんて嫌だ! と思った瞬間、ありますか?

Q.もう掃除なんて嫌だ! と思った瞬間はありますか?
ある 78.8%
特にない 21.2%

8割近くの人が「もう掃除なんて嫌だ! と思った瞬間」があると回答

Q.その瞬間について具体的に教えてください。(「ある」と答えた人に質問。n=316)
■掃除してもすぐ汚れる
・「片付けても次の日には散らかっている」(43歳男性/食品/その他技術職)
・「カメの池を掃除してきれいな水に替えたとたんに、糞をされたとき」(23歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「片付けても片付けても夫や子どもが散らかす時」(32歳女性/官公庁/公共サービス関連)
・「なんで毎日掃除していてもホコリや髪の毛って落ちるんだろうと、コロコロしながら毎日思っている」(42歳女性/半導体・電子・電気機器/事務・企画・経営関連)
・「犬を多頭飼いしているので、掃除機をかけたそばから毛がフワフワしているのを見ると、やっても一緒じゃん……と思うことがある」(34歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■やってもやっても終わらない
・「いくら本を並べかえても整理が終わらない。本の数が多すぎる」(39歳男性/化粧品・医薬品/その他技術職)
・「大掃除で誰も手伝ってくれない中、やってもやっても終わらずに途方にくれた時」(34歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「久しぶりに部屋の掃除をしたら、汚れている所が次々出てきて終わらなくなり『もう嫌だ!』と思った」(54歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「1時間以上掃除をしていた時、なかなか終わらないのでイラッとして作業を止めてしまった」(53歳男性/物流・倉庫/技能工・運輸・設備関連)

■忙しい・疲れているとき
・「忙しい時などは、もう誰かにやってほしいと思います」(36歳男性/官公庁/その他・専業主婦等)
・「忙しくて掃除できずに汚れや埃(ほこり)がたまってしまって、その上、身体も疲れ切ってしまっている時」(58歳女性/医療用機器・医療関連/専門サービス関連)
・「毎日部屋の掃き掃除をしていたが、疲れた時はやめたいと思った」(61歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)

■やり残しをみつけたとき
・「掃除をして、キレイにしたと思ってベッドの下をのぞいたら埃まみれだったとき」(30歳女性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「ゴミ出しを終えたつもりが、あと1袋残っていた」(51歳男性/専門店/営業関連)
・「掃除が終わったと思って用具を片付けたあとに汚れを発見したとき」(42歳男性/教育/公共サービス関連)

■汚れがなかなか取れないとき
・「擦っても擦っても汚れが取れないとき」(53歳男性/物流・倉庫/事務・企画・経営関連)
・「風呂のカビがいくら掃除しても取れないとき」(54歳男性/精密機器/IT関連技術職)
・「キッチンの油汚れが頑張っても頑張ってもきれいにならないとき」(40歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■その他
・「掃除中にゴキブリが出てきた瞬間」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「夫が協力的でなく、自分1人で掃除をしている時ですね」(42歳女性/教育/公共サービス関連)
・「自分のなかでは奇麗にしたのに、まだ汚いと言われたとき」(25歳女性/システムインテグレータ/IT関連技術職)
・「捨てるつもりで出してきた雑誌や漫画を読んでしまい、少しも片付かないとき」(37歳男性/広告・出版・印刷/クリエイティブ関連)

■総評
「掃除なんて嫌だ!」と思った瞬間が「ある」と答えた人は、78.8%という結果に。「基本、掃除は嫌い」「面倒くさい」という声もあり、普段から掃除が嫌い・片付けが苦手な人も多くいることが分かった。

理由として特に多かったのは、「掃除をしてもすぐに汚れる」ということ。「フローリングの掃除をしたそばからホコリがついている」「せっかく窓掃除したのに、すぐに雨が降って汚れた」といった声が寄せられたが、とりわけ、小さい子どもがいると「片付けた端から子どもが汚している」といったことがあるそう。「いくら洗面所を掃除しても旦那がひげそりですぐに汚してしまうので非常に腹が立つ」といった、配偶者に対する不満の声も寄せられた。

「やってもやっても終わらない」という声も多かった。年末の大掃除など、やるべき場所が多いとなかなか終わりが見えずウンザリしてしまうよう。「片付ければ片付けるほど物が出てきて、どうしたらいいか分からなくなる」といった声も上がったが、物が多いと何から手をつけていいか分からず、途方に暮れてしまうのかもしれない。

さらに、「風呂掃除で滑った」「せっかく床を水ぶきしたのに、ぞうきんを洗うバケツをひっくり返してしまった」といった失敗談も寄せられた。こんなアクシデントがあると、掃除に対するモチベーションが一気に下がりそうだ。

家事の中でも苦手とする人が多い掃除だが、サボってしまうとその分汚れがたまり、ますます面倒なことに。そうならないためにも、普段からのこまめな掃除を心がけたいものである。

調査時期: 2017年1月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女401名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません