女優の観月ありさが、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(毎週日曜21:00~21:54)で、26年連続30作目の連ドラ主演を務めることが24日、明らかになった。

『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』に主演する観月ありさ

2012年に小説投稿サイト「エブリスタ」で掲載された同名のウェブ小説が原作。観月演じる標本士(=動物や岩石などを標本化する人)の櫻子が、法医学・自然人類学の豊富な知識に加え、類いまれなる観察眼、物事の本質を見抜く鋭い洞察力と人並み外れた想像力で、周囲の誰もが気づかない細部にまで着目し、難事件を次々に解決していく姿を描く。

櫻子は、外見は美しいが、口調は男勝りで乱暴、他人の目や周囲にどう思われるかなど一切気にせず、歯に衣着せないきわどい発言で周りをドン引きさせることもあるという強烈なキャラクター。観月は「これまでも『朝倉いずみ』(ナースのお仕事)や『サザエさん』など、とても個性的なキャラクターを演じさせていただきましたが、今回もタイトルに負けないようなインパクトのあるキャラクター"櫻子さん"を演じていきたいです」と意気込む。

また、26年連続30作目の連ドラ主演に「感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいと思います」と語り、「4月からの毎週"日曜夜9時"が1週間の楽しみになるような、皆さまの心に残るようなドラマにしたいと思っております」と抱負を述べている。

共同テレビの森安彩プロデューサーは「いわゆる"変人"ですが、内面には深い人間性が隠れている櫻子を、説得力を持って表現できるのは観月さんしかいないと思いました」と起用理由を説明。さらに、「骨格標本さながらに"事件の骨をつないでいく"櫻子の華麗なる推理は、とにかくワクワクさせてくれます」と見どころを話した。

観月ありさ 連続ドラマ主演作品

『放課後』(1992年10月期 フジテレビ系)
『じゃじゃ馬ならし』(1993年7月期 フジテレビ系)
『いつも心に太陽を』(1994年1月期 TBS系)
『ヘルプ!』(1995年1月期 フジテレビ系)
『ナースのお仕事』(1996年7月期 フジテレビ系)
『いちばん大切なひと』(1997年4月期 TBS系)
『ナースのお仕事2』(1997年10月期 フジテレビ系)
『ボーイハント』(1998年7月期 フジテレビ系)
『天使のお仕事』(1999年1月期 フジテレビ系)
『ナースのお仕事3』(2000年4月期 フジテレビ系)
『私を旅館に連れてって』(2001年4月期 フジテレビ系)
『ナースのお仕事4』(2002年7月期 フジテレビ系)
『ダイヤモンドガール』(2003年4月期 フジテレビ系)
『あした天気になあれ。』(2003年10月期 日本テレビ系)
『君が想い出になる前に』(2004年7月期 フジテレビ系)
『鬼嫁日記』(2005年10月期 フジテレビ系)
『CAとお呼びっ!』(2006年7月期 日本テレビ系)
『鬼嫁日記 いい湯だな』(2007年4月期 フジテレビ系)
『斉藤さん』(2008年1月期 日本テレビ系)
『OLにっぽん』(2008年10月期 日本テレビ系)
『おひとりさま』(2009年10月期 TBS系)
『天使のわけまえ』(2010年7月期 NHK総合)
『華和家の四姉妹』(2011年7月期 TBS系)
『Answer~警視庁検証捜査官』(2012年4月期 テレビ朝日系)
『ご縁ハンター』(2013年4月期 NHK総合)
『斉藤さん2』(2013年7月期 日本テレビ系)
『夜のせんせい』(2014年1月期 TBS系)
『出入禁止の女~事件記者クロガネ~』(2015年1月期 テレビ朝日系)
『隠れ菊』(2016年9~10月 NHK BSプレミアム)
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(2017年4月期 フジテレビ系)