不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営するネクストは2月22日、「ネコが多そうな街ランキング」を発表。首都圏で最も支持を得たのは「日暮里」(東京都)となった。

首都圏版の1位は猫がトレードマークのあの街!

同調査は2016年11月18日~23日の期間、インターネット上で行ったもの。首都圏(東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県)、近畿圏(大阪府/兵庫県/京都府)、中部圏(愛知県/岐阜県/三重県)に住むあわせて3,000人(各エリア1,000人ずつ)を対象に実施した。

このうち首都圏で最も支持を集めたのは「日暮里」(東京都)で、「夕焼けだんだん坂にネコが多いので」(51歳男性)、「谷中墓地が近くにあり、猫がいるので。猫と街の写真をよく見かけ、実際に行ってみると猫が多いので」(52歳女性)という目撃情報も寄せられている。

2位は根津(東京都)となり、回答者からは「メディアの紹介も猫から始まる。野良猫が多い。商店街のマスコット」(51歳男性)というコメントがあった。また、3位の千駄木(東京都)に対しては、「商店街を上げて猫を大事にして、観光スポット化しているから」(61歳女性)などという、街の取り組みを理由にあげる人もいた。

首都圏版「ネコが多そうな街ランキング」

近畿圏の「ネコが多そうな街ランキング」では、1位はダントツで「京都」となった。古い町並みとネコの相性や入り組んだ路地などネコが似合う街として思い浮かべた人が多かったのではないかと同社はみている。2位は「尼崎」、3位は「神戸」となり、近畿圏では繁華街が複数ランクインしている。

中部圏の「ネコが多そうな街ランキング」では、1位は人も食料も多そうな「名古屋」となった。2位となった「常滑」は、巨大な招き猫「とこにゃん」を始めとし、招き猫や常滑焼で有名な場所。海も近く、ネコが好みそうな路地も楽しむことができる観光スポットとして知られている。中京では、他のエリア以上に漁港など海の近くの街が多く上位にランクインした。