俳優の神木隆之介が22日、主演映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)の完成披露試写会に、有村架純、倉科カナ、染谷将太、清原果耶、佐々木蔵之介、前田吟、中村倫也、奥野瑛太、新津ちせ、豊川悦司、大友啓史監督とともに登場した。

前列左から清原果耶、染谷将太、倉科カナ、神木隆之介、有村架純、豊川悦司、佐々木蔵之介。後列左から前田吟、新津ちせ、中村倫也、奥野瑛太、大友啓史監督

同作は、羽海野による同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。

撮影中の思い出を振り返りながらクロストークをすることになった神木は、もはや司会者の雰囲気を醸し出し全ての人に話を振っていくという名仕切り。途中、話してくれる人を求めて「どなたかいらっしゃいませんか~」と話しかけ、豊川から「チーン」と言われたが、果敢にその場を回していく。

染谷も「こっから全部りゅうが仕切っていく感じなの!?」と驚き、中村は「こんなにしゃべる主演っているんだな、と思いました」としみじみしていたが、神木は「クロストークっていうから! 誰もしゃべってくれないから!」と弁解しながら、15分間を仕切り切った。

また有村からは、神木が撮影の合間「枕の下に何か忍ばせてる」という暴露トークが。有村は「なんかあると思ってバッと見たら、チョコレートが隠されてて。『これ何?』って言ったら『食べていいよ~』って」と、神木のモノマネを交えつつエピソードを披露し、神木は「俺ですね!」と苦笑。有村は「そんなお茶目な一面も見てました」と笑顔で語った。一方、奥野も対局シーンで神木が歌いながら砂糖を出してきたエピソードを振り返ったが、神木から甘いものをもらった有村の話を聞いて「俺だけかと思ったんですけど、すげえ嫉妬してます」と悔しさをにじませた。