ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『家電の購買行動に関する実態調査』の結果を発表した。

この調査は2月17日~2月20日、全国の20代と50代の男女438名にセルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査によって行われた。それによると、20代男性で、テレビの新機能に期待する人の割合は、約30年間で10ポイント減少しているという。

テレビを購入する際に重視することとしては、価格と機能がそれおぞれおよそ3割程度。以下、デザインの好みや国内ブランドかどうかを重視している。

テレビを購入する際に重視すること

テレビ比較検討時の情報源としては、店舗での実物が64.8%でトップ。以下、店舗での店員の説明が45.7%、商品のWebサイトが40.6%、商品カタログが38.4%と、実店舗での情報が上位にきている。

テレビ比較検討時の情報源

テレビを購入する際の新機能への期待感としては、新商品の発表での新機能への期待が39.7%でトップだが、新商品の新機能にそれほど期待しないと既成品の機能で十分を合わせると48%程度となり、新機能に対してそれほど期待していない実態が明らかになった。

テレビを購入する際の新機能への期待感

さらに50代の男性に、自身が20代だった頃、テレビの新商品が発表されたときの新機能への期待感を聞いたところ、「期待することが多かった」と答えた人は47.7%だった一方、今の20代男性のうち、「期待することが多い」と回答した人は36.4%だったという。

30年前のテレビ購入時の新機能への期待感