サテライトオフィスは2月22日、Dropboxのビジネス版、Dropbox Businessサービスへのアクセス制御が可能なシングルサインオンシステムを販売すると発表した。価格は1ユーザーあたり月額100円(税別)。

同システムは、Dropbox Business へのアクセス端末、利用場所を管理者側で設定し、組織ごとまたはユーザーごとに制御、管理することが可能となる。また、他システムとのシングルサインオンも可能だという。

サテライトオフィス・シングルサインオン for Dropbox Businessとは?

具体的には、以下の機能を提供する。

・Dropbox Business の WEB 利用 & アプリ利用でのログイン & アクセス制御
・ネットワーク IP アドレス(グローバル IP アドレス)単位でのログイン制御
・ブラウザ種別、携帯キャリア単位でのログイン制御
・社内ネットワーク/社外ネットワーク/スマートフォンなど個別にポリシー設定が可能
・ユーザーごと、組織ごとでのセキュリティーポリシー設定
・ユーザーのパスワードポリシー強化対応(文字数、英数字必須制御、世代管理など)
・定期的にパスワードの変更を強制する事が可能
・自動ログイン禁止機能
・連続ログイン失敗時のロック
・パスワード変更禁止機能
・ログインログの取得可能
・2要素認証機能
・ランダム/ワンタイムパスワード認証機能
・管理者の操作 & オペレーションログ機能
・既存システム、他クラウドサービスとのシングルサインオン機能(GET、POST、SAML 2.0)
・管理者をドメイン全体、組織単位、グループ単位に委任する事が可能
・多言語対応(日本語、英語、中国語、東南アジア各国、ヨーロッパ言語など数多くの言語)

また同社は、2017年4月までにDropbox Businessを同社と契約した企業に「サテライトオフィス・シングルサインオン for Dropbox Business」を無償提供する。