オーシャンブリッジは2月20日、同社のファイル軽量化ソリューションの最新版である「NXPowerLite 7 ファイルサーバーエディション」(エヌエックス・パワーライト 7 ファイルサーバーエディション)を、3月3日に販売開始すると発表した。価格は1ライセンスの場合50万円(税別)。

NXPowerLiteは、重いMicrosoft Officeファイル(Word、Excel、PowerPoint)やデジカメ写真(JPEG)、PDFファイルを、ファイル形式はそのままに、最大50分の1に軽量化するソリューション。NXPowerLiteは用途に合わせて、デスクトップエディション、ファイルサーバーエディション、ソフトウェア開発キット(SDK)の3つのエディションで展開している。

新製品では、Windows Server 2016やMicrosoft Office 2016への対応や、要望の多かった機能を追加すると。

Office 2016への対応では、作成したWord/Excel/PowerPointファイルの軽量化に対応。機能追加では、「一回のみ実行モード」を搭載し、軽量化対象フォルダーを一度軽量化し終えると動作を停止する。

また、日時単位を「月」から「日」に変更し、「除外するファイル」の設定などをより細かく指定可能とする。

さらに、JPEGファイルの軽量化処理速度を向上する。同社がJPEG形式100ファイル、1ファイルあたり平均4MBで検証したところ、従来の約2倍のスピードで処理を完了可能になったという。

さらに、従来は一部制限があったPDFファイル形式の軽量化対象範囲を拡大する。

ライセンス数別の価格表

1ライセンス 50万円
2ライセンス 85万円
3ライセンス 120万円
4ライセンス 155万円
5ライセンス 190万円