JR西日本は15日、会社発足30周年を機に制服をリニューアルすると発表した。4月1日から新たな制服を着用する。

乗務員・駅係員など接客服の新制服(一般)

施設・電気係員など技術服の新制服(一般)

新制服は、現行の制服のコンセプトである安心感・信頼感に加え、時代を先取りした進化を感じさせる「先進性」と、質的なレベルアップを感じさせる「上質さ」をコンセプトとして制作された。

デザイン面での大きな変更は、女性制服のスカートを廃止したこと。安全の確保が最大の使命であることから、男女とも異常時の迅速な対応が可能なパンツスタイルに統一した。また、男女ともに視認性を高めた素材とすることで安全性の向上を図る。

次世代へのシンボルとなるデザインも意識し、帽子やネクタイなどにコーポレートカラーであるブルーを使用。帽章・袖章・胸章には共通デザインをあしらった。制服ごとに個別のセキュリティIDやICタグを導入し、セキュリティ面の向上も図る。

最新技術を取り入れた上質な生地の使用により、涼しさや動きやすさも向上。社員の意見を最大限に取り入れ、ポケットの容量を増やすなどの機能改善も図った。

技術服の新制服(一般)

技術服の新制服(管理)

接客服の新制服(管理)

接客服の新制服(一般)