「全日本国民的美少女コンテスト」出場の21人で結成された次世代アイドルユニット・X21の泉川実穂、末永真唯、田中珠里、長尾真実、山木コハルが17日、都内で行われた「堀越高等学校卒業報告会見」に出席した。

泉川実穂、末永真唯、田中珠里、長尾真実、山木コハル

卒業式終了直後に囲み取材に応じた5人は、目にうっすらと涙を浮かべて報道陣の前に登場。もっとも目を赤らめていた山木は「先生方の言葉が一つひとつ沁みる言葉ばかりだったので、これを聞けるのが最後だと思うとすごく悲しいですし、この3年間お世話になったので、その気持ちがこみ上げてきて大泣きでしたね」と感慨深げに語り、3年間の高校生活については「本当に充実していて、このお仕事をさせていただいていたんですけど、先生方にご協力いただいて、家族にも迷惑をかけたりしたんですけど、学業とこのお仕事を両立することが最後まで出来て嬉しかったです」とニッコリ。田中は「私は京都出身で、1人で上京してきたんですけど、上京ってすごく不安で、標準語で話さなきゃとかプレッシャーがあったんですけど、メンバーもいたし、周りの人も優しくて、先生も頼りになったので、すごく楽しかったですね」と周りの支えに感謝した。

また、高校生活での思い出について長尾は「3年間のテストですね。マネージャーさんと悪い点数を取らないように頑張るという約束をしていて、テスト期間になると放課後に残って先生に教えてもらったり、クラスの子たちと教えあったりして、そういう放課後の他愛もない時間が一番好きでした」としみじみと語り、「昔は勉強が嫌いでしたが、今は勉強がちょっとは好きになりました」と笑顔を見せた。

両親の反応を聞かれると、長尾は「昨日の夜に父と母と過ごしていたんですけど、卒業祝いとこれからのお守りとしてルビーとダイヤのネックレスをプレゼントしてもらったので、お守りとしてこれからお仕事の場でも付けて頑張ろうと思います」と明かしてメンバーを驚かせ、最後のお弁当に母からの手紙が入っていたという山木は「手紙の内容は、“毎日お弁当を作り続けた私ってすごい?”って自分を褒めているものだったんですけど、手紙を入れてくれることだけで感謝いっぱいで、昨日、教室でひとりで泣いちゃいました」と明かした。

また、10代のうちにやっておきたいことを聞かれると、末永は「高校は卒業したんですけど、10代ならまだ制服はイケるかなって思うので、学園ドラマなどにもチャレンジして、制服を着るお仕事を10代のうちにやっておきたいなと思います」と目を輝かせ、泉川は「私はすごくスポーツが大好きで、父(泉川正幸氏)もバレーボールの選手だったので、自分も飛べるうちにジャンプして、いっぱいスパイクとかを打ったりして、リポーターなどスポーツのお仕事をしたいです」と意気込みを語った。今後は田中、長尾、山木は芸能活動一本で、泉川と末永は大学に進学し芸能活動と両立していくという。