NECソリューションイノベータは、企業のメンタルヘルス対策を支援する「メンタルヘルスケアサービス」の最新版を、2017年3月から提供すると発表した。

最新版では、認知行動療法(CBT:Cognitive Behavioral Therapy)をベースとするCBTスキルツールを活用したセルフケア機能を単独で導入できるプランを用意。また、ストレスチェック結果の分析などを行うラインケア機能においては、ユーザーのストレスチェック結果の業種ごとの平均値を表示できるという。

セルフケア機能では、CBTスキルツールからの問いかけに対して、従業員が困っていることや解決したい問題を入力し、さらにツールが共感やねぎらいの言葉を交えながら問いかけを重ね、従業員の気分の改善を促進。

セルフケア機能

ストレスチェック結果の平均値では、3カテゴリ19尺度で業種ごとに表示する。これにより、同業種の企業などと自社の結果を比較することができる。

ストレスチェック結果の平均値

「メンタルヘルスケアサービス」の価格は、SaaS型(利用ID400、1年利用、スタンダードの場合)、初期費用が20万円、利用料が年間26万円、パッケージ型(1000IDの場合)は、スタンダードで100万円(いずれも税別)。