ST、高い分解能と低消費電力&低ノイズの3軸加速度センサ「LIS2DW12」発表

STマイクロエレクトロニクスは、低消費電力および低ノイズの複数の設定に対応した3軸加速度センサ「LIS2DW12」を発表した。2017年第1四半期に量産開始の予定。参考価格は約0.75ドル/個(1000個購入時)。

3軸加速度センサ「LIS2DW12」

LIS2DW12は、同社の高性能・低消費電力のMEMS製品ファミリー(LSM6DSM、 LSM6DSL、LSM303AHなどを含む)に新たに加わる、16bit長出力の製品で、2×2×0.7mmという小型パッケージで提供される。

低消費電力を優先するモード、もしくは低ノイズ特性を優先するモードを選択でき、ちらのモードでも5つの設定が可能で、両モードともに1つの設定機能を他の4つの設定と連携させることで、データ・チェックのためにシステムを起動する回数を減少させ、効率的なシングル・バイト転送を可能にし、システムの消費電力の最小化とバッテリーの長寿命化を実現しているという。90ug/√Hzまで低減したノイズ密度は競合製品よりも25%以上低く、ヘルスケア/フィットネス機器やゲーム機、産業用センサや環境モニタなどの次世代アプリケーションの測定精度を向上させるとしている。

また、同製品はスタンバイ電流が50nA、低消費電力モード(出力データレート:1.6Hz)の電流が380nAと低く抑えられ、バッテリーにかかる負荷はごくわずかであるのに加え、電源電圧範囲は1.62V~3.6Vで小型のコイン電池やボタン電池でも長時間駆動が可能となっている。

さらに、システムレベルの低消費電力化に対応する機能として、32サンプルセットを格納できるFIFO、内蔵温度センサ、プログラム可能な割り込み処理機能(自由落下・ウェークアップ・活動中/停止中の検知、6軸/4軸方向検知、タップ/ダブルタップ検知)なども搭載されている。

なお、LIS2DW12は現在サンプル出荷中で、2017年第1四半期に量産を開始する予定。



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