レッドハットは2月16日、同社のコンテナプラットフォーム「Red Hat OpenShift Container Platform」について、パートナー企業によるサポートが強化され、ユーザー企業における採用が加速することで、コンテナビジネスが拡大していると発表した。

「Red Hat OpenShift Container Platform」は、DevOpsに対応したコンテナアプリケーションの継続的な開発からデプロイメントの自動化を可能にするコンテナプラットフォームを提供している。最新版「3.4」では、Kubernetes 1.4とDocker container runtimeを提供している。

今回、パイオニアが、カーナビ「サイバーナビ」に搭載されている機能「スーパールート探索」のコンテナアプリケーションの開発・運用基盤に、同製品と IBM のクラウドサービスを組み合わせた環境を採用したことが発表された。

富士通は、アプリケーション・サーバ「FUJITSU Interstage Application Server」を同製品に対応させるとともに、同製品動作するソフトウェアを指定するISVパートナー向けプログラム「Red Hat OpenShift Primed」にも参加したという。

NECはクラウドサービス「NEC Cloud IaaS」のPaaS基盤サービスに同製品とRed Hat OpenStack Platformを採用したほか、オンプレミスシステム上でRed Hat OpenShift Container Platform のワンストップサービスを提供できるレッドハットとのパートナー契約を国内で初めて締結したという。