マイナビは2月16日、「2018年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査」の結果を発表した。同調査は2016年12月16日~2017年1月15日、「マイナビ2018」会員の大学生・大学院生3,924名を対象に、web DMを配信して行われた。

「結婚後の仕事に関してどのように考えているか」

まず「結婚後の仕事に関してどのように考えているか」を聞いた。男子は49.5%で「夫婦共働きが望ましい」が最多に(前年比2.0pt増)。以降、「主に相手の収入のみで生活するのが望ましい」(42.3%)、「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」(7.3%)、「主に相手の収入のみで生活するのが望ましい」(1.0%)と続いた。

女子では65.7%で「夫婦共働きが望ましい」が最多となった(前年比2.9pt減)。以降、「主に相手の収入のみで生活するのが望ましい」(25.0%)、「結婚せず自分の収入のみで生活するのが望ましい」(7.9%)、「主に自分の収入のみで生活するのが望ましい」(1.3%)となった。

「夫婦共働きが望ましいと考える理由」

「夫婦共働きが望ましい」と考える理由をみると、男子は30.5%で「結婚相手が仕事を続けたいならその意思を尊重したいので」が最多となり、前年比0.8pt増に。次いで、「一方の収入だけでは生活できないから」(15.9%)、「それぞれ自分の仕事を持っていることが自然だと思うから」(15.1%)、「仕事を続けることが生きがいになると思うから」(6.5%)となった。

女性では、19.5%で「仕事を続けることが生きがいになると思うから」が最も多くなり、前年比2.8pt減に。以降、「一方の収入だけでは生活できないから」(17.1%)、「それぞれ自分の仕事を持っていることが自然だと思うから」(14.6%)、「結婚相手が仕事を続けたいならその意思を尊重したいので」(2.5%)と続いた。

「子育てについてあなたの考えに近いもの」

「子育てに関する考え方」について聞くと、男子は46.6%で「育児休暇は取らないが夫婦で子育てはしたい」が最多となり、前年比4.4pt減。次いで、「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」(36.6%)、「その他」(15.3%)、「子供ができたら仕事をやめて子育てに専念したい」(1.5%)となった。

女子では、61.0%で「育児休暇を取って積極的に子育てしたい」 が最も多く、前年比6.6pt減。以降、「その他」(17.5%)、「子供ができたら仕事をやめて子育てに専念したい」(14.7%)、「育児休暇は取らないが夫婦で子育てはしたい」(6.8%)と続いた。

「育児休暇を取らない理由」

「育児休暇は取らないが夫婦で子育てはしたい」と回答した人に、「育児休暇を取らない理由」を聞いた。男子は36.0%で「育児休暇を取らなくても十分子育てに参加できると思うので」が最多に(前年比7.0pt減)。以降、「会社や同僚に迷惑がかかると思うので」(17.8%)、「育児休暇後の職場への復帰に不安があるため」(16.8%)と続いた。

女子では、44.3%で「育児休暇後の職場への復帰に不安があるため」が最も多くなり、前年比5.5pt増に。以降、「育児休暇を取らなくても十分子育てに参加できると思うので」(25.9%)、「育児休暇の取得が出世に影響するのではないかと思うので」(10.3%)と続いた。