川崎重工、台中市メトロ緑線向け電車の初編成納入 - 開業へ5月から走行試験

川崎重工はこのほど、台湾の台中市メトロ緑線向け電車の初編成を台北市捷運工程局に納入したと発表した。

台中市メトロ緑線向け電車外観

台中市メトロ緑線は、2020年に開業予定の台中市初の都市交通システム。全長16.71km、全18駅の路線を無人自動運転で運行する。今回納入した車両は、客室内の安全確保のため、車内監視カメラで撮影した映像を無線でコントロールセンターに送信する機能を搭載した。カーブで救援車両と連結する際、連結器が軌道中心を向くようにする自動制御などの機能も備える。車体はステンレス鋼製で、寸法は長さ44.34m・幅2.98m・高さ3.78m。軌間は1,435mm。2両1編成で走行する。5月から開業に向けた走行試験などを行うという。

この案件は、川崎重工がフランス・アルストム社ならびに台湾・中鼎工程とのコンソーシアムで、2011年4月に約109億台湾元(約398億円)で受注したもの。車両18編成36両のほか、電力、信号・通信、自動改札システム、基地設備、保守用車両を一括供給する。川崎重工はコンソーシアムのリーダーを務めており、プロジェクトマネジメントとシステムインテグレーションを担当するほか、車両製造、車両基地設備、保守用車両の供給を行う。

同社はこれまでにも多くの車両を台湾に納入しており、台湾高速鉄道の全車両と、都市交通用車両の約6割が川崎重工製だという。

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