女優の水原希子が、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『嘘の戦争』(毎週火曜21:00~21:54)で、主演の草なぎ剛演じる浩一への恋心について「家族のようなもっと大きな気持ちだと思う」と語った。

『嘘の戦争』に出演する水原希子=関西テレビ提供

このドラマは、草なぎ演じる幼い頃に家族を殺された主人公・浩一が、天才的な詐欺師となって復讐(ふくしゅう)を果たそうとする姿を描くもの。水原は、浩一を支えるハルカ役で出演している。

2人の関係について、水原は「浩一は自分の事をベラベラとしゃべる人ではないけれど、そういうところがミステリアスで男性的。タイに居るときも、きっと一緒に色んなことを乗り越えてきたり、お互いに弱みを見せてみたりしてきたのだと思う。だから、ハルカが浩一に寄せる思いは、ピンク色の恋模様ではなく、家族のようなもっと大きな気持ちだと思う」と推測。

山本美月演じる楓と三角関係になっているが、「楓さんは悪い人ではないし、浩一も本気で楓を好きではないのを知ってはいるものの、とにかく色んな理由で浩一を失うのは怖いと思っていて苦しくて複雑。これまで知らなかった過去を知って、弱いところを見せられれば見せられるほど、ハルカは不安で心配でたまらなくなる」と、役柄の心情を分析した。

そんな水原は、今回の役づくりについて、「浩一に対しての焼きもちや自分から離れてほしくないという気持ちは、例えば仲のいい親友を誰かに取られたくないという気持ちくらいから始めていきたいと思いました」と紹介。「だから、普段のハルカちゃんはボーイッシュで男勝り、フランクでなんでも頼める雰囲気でいたいなと思っています」と、こだわりを明かしている。

きょう14日に放送される第6話は、浩一がいよいよ最大の敵・二科家に乗り込み、興三(市村正親)や隆(藤木直人)と、嘘を付き合う直接対決から物語が始まる。二科家の反撃が始まり、その裏で繰り広げられる愛憎劇も見どころで、ハルカと楓が再び急接近する。