JR東日本は7日、クルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の2017年度2泊3日冬コースと「東日本の旬」コースの発売、同列車の旅を支える各スタッフが着用するユニフォームのデザイン決定などについて発表した。

JR東日本のクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」。運行開始に向けた試運転が各地で行われている(JR東日本提供)

「TRAIN SUITE 四季島」は2017年5月1日の運行開始をめざし、各地で試運転やクルーの訓練を進めているという。2017年度は春~秋に運行される3泊4日コース・1泊2日コース、冬に運行される2泊3日コースに加え、季節ならではの旬を楽しむ「東日本の旬」コース(夏の2泊3日コース、年末年始コース、春の2泊3日コース)も設定されている。

2泊3日冬コースの1日目は、上野駅を10時20分頃に出発し、15時20分頃に白石駅に到着した後、白石・松島の下車観光を行い、22時頃に松島駅から乗車して車内泊。2日目は8時30分頃に青森駅に到着した後、「弘前コース」または「五所川原コース」で冬の青森を楽しむ。青森駅を15時20分頃に出発し、一関市内で夜の酒造見学を行った後、車内泊となる。3日目は5時40分頃に鳴子温泉駅に到着し、鳴子温泉で下車観光を行い、9時40分頃に同駅を出発。上野駅に16時50分頃に戻る行程となっている。

2017年度の2泊3日冬コースは12月から3月にかけて出発日が設定され、このうち12月9・12・16・23・26日、1月13日、2月3・17日、3月10日の出発分はびゅうトラベルサービス(JR東日本グループ)が旅行商品を販売する。各出発日とも募集人員は最大34名で、旅行代金は「四季島スイート(メゾネットタイプ)」70万円(2名1室利用)・105万円(1名1室利用)、「デラックススイート」65万円(2名1室利用)・97万5,000円(1名1室利用)など。12月19日、1月6・20・27日、2月10・24日、3月17日の出発分については、他のおもな旅行会社により企画・販売される予定となっている。

「東日本の旬」コースは「夏の2泊3日コース」(出発日は8月16日)、「年末年始コース」(出発日は12月31日)、「春の2泊3日コース」(出発日は3月24日)を設定した。

「夏の2泊3日コース」は上野駅を9時30分頃に出発し、1日目は湯沢駅で下車して日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」の見学、2日目は「TOHOKU EMOTION」への乗車や鳴子温泉での下車観光、3日目は平泉で下車観光などを行い、17時40分頃に上野駅に到着する。「年末年始コース」は上野駅を9時50分頃に出発し、1日目は熱海での下車観光の後、横須賀のカウントダウンイベントで新年を迎える。2日目は房総半島を巡り、和田浦駅で初日の出を迎え、鹿島神宮で初詣を行い、17時30分頃に上野駅に到着する。

「春の2泊3日コース」は上野駅を10時10分頃に出発し、1日目は酒田、2日目は遠野、3日目は那須・結城で下車観光を行い、17時40分頃に上野駅に到着する。「東日本の旬」コースは各コースとも最大34名を募集し、びゅうトラベルサービスが旅行商品を販売。「夏の2泊3日コース」「春の2泊3日コース」の旅行代金(2名1室利用)は「四季島スイート(メゾネットタイプ)」90万円、「デラックススイート(フラットタイプ)」85万円など。「年末年始コースの旅行代金(2名1室利用)は「四季島スイート(メゾネットタイプ)」65万円、「デラックススイート(フラットタイプ)」60万円などとなっている。

旅をサポートする各スタッフのユニフォームも決定(JR東日本提供)

びゅうトラベルサービスが販売する旅行商品は2泊3日冬コース・「東日本の旬」コースともに2月7日14時から申込み開始。ホームページまたは「TRAIN SUITE 四季島」ツアーデスクにて申込みを受け付け、締切は3月31日、抽選結果の発表は4月末頃を予定している。

今回の発表では、トレインクルーをはじめ、キッチンクルー、運転士・車掌、車両整備員など「TRAIN SUITE 四季島」の旅を支える各スタッフのユニフォームも紹介された。デザインを担当したのは「ISSEY MIYAKE」など数多くのブランドを手がけた滝沢直己氏。東北の気候や生活に密着した伝統的な繊維「からむし織の色」や沿線の深い緑「フォレストグリーン」を基調に、作業環境に合わせた素材の選定や立体裁断による機能性の確保を行うなど、伝統と機能美の融合を図ったデザインになっているという。