キヤノンは、同社の複合機「imageRUNNER ADVANCE」の新製品として、A3カラー機「imageRUNNER ADVANCE C3500」シリーズ2機種3モデルを3月上旬より発売すると発表した。

C3500シリーズは、カラー複合機の普及モデルに位置づけられる製品。新たに発売されるのは、連続複写速度(A4 ヨコ)が30枚/分の「imageRUNNER ADVANCE C3530」、C3530にFAXと反転ADFが付いた「imageRUNNER ADVANCE C3530F」、連続複写速度(A4 ヨコ)が20枚/分で、FAXと反転ADFが付いた「imageRUNNER ADVANCE C3520F」の3機種。価格(税別)はそれぞれ135万円、165万円、135万円となる。

「imageRUNNER ADVANCE C3530」

いずれの機種も今回、10.1型の大型タッチパネルを採用。自分のアイコンを押すだけでログインできる「シンプルログイン」機能、印刷データを本体内に留め置きユーザーが自分のアイコンを押さないと出力できない「留め置き印刷」機能を標準搭載している。

10.1型大型タッチパネル

また、操作画面の表示言語や初期表示画面などを個人ごとに設定できる「パーソナライズ」機能を標準搭載し、同設定を同一ネットワーク内の異なる機種間で、サーバーレスで共有できる。

そのほか、無線LANを内蔵することにより、無線LANルータを介することなく複合機本体とモバイル機器を直接接続する機能を搭載する。