参天製薬はこのほど、「花粉症とメイク」に関する調査結果を発表した。同調査は1月11日~13日、花粉症で20~40代の働く女性500名を対象にインターネットで実施したもの。

花粉シーズンは、メイクが崩れやすくなると思いますか?

花粉シーズンは、メイクが崩れやすくなると思うか尋ねたところ、86%が「そう思う」と回答した。最もメイクが崩れやすくなるポイントについて聞くと、「ベースメイク」(34%)や「リップメイク」(3%)を上回り、「アイメイク」(63%)が一番多かった。

花粉シーズンに、目元のメイクが崩れて残念な状態になった経験があるか尋ねると、58%が「ある」と回答した。具体的には「涙が止まらずアイシャドウがにじんでパンダ目に」(24歳)、「花粉に反応して涙が出ると、アイラインが消えた」(28歳)、「かゆくて目の周りをさわってしまい、マスカラが取れて汚くなる」(31歳)などの声が寄せられた。

花粉シーズンに、目元のメイクが崩れて残念な状態になった経験がありますか?

花粉シーズンにおける目の周りの様子を聞くと、83%が「かゆみで、つい目元をこすってしまうことがある」、67%が「花粉シーズン中は、よく涙目になる」 、62%が「花粉シーズン中は、よく目が充血する」と答えた。

目元のメイクが崩れて残念な状態になることを防ぐために行っていることを尋ねたところ、「落ちても目立たない透明マスカラを使用する」(40歳)、「ダテ眼鏡をすると、普段通りの視界が保(たも)てて、ファッションのポイントにもできる」(29歳)、「涙に近い成分、防腐剤が入っていない目薬で対策」(47歳)などの声があがった。

具体的に使用している対策アイテムとしては、「目薬」(76%)が最も多く、以下「飲み薬」(38%)、「食品(ヨーグルトなど)」(21%) 、「空気清浄機」(19%)、「カップ型洗眼剤」(15%)と続いた。

花粉症の「目」における症状への対策として利用しているもの