Net Applicationsから2017年1月のデスクトップOSシェアが発表された。1月はWindowsがシェアを減らし、MacとLinuxがシェアを増やした。バージョン別に見ると、WindowsではWindows 10のシェアが増加し、Windows 7やWindows 8はシェアを減らしており、Windows 10への移行が継続していることがうかがえる。また理由は不明だが、1月はWindows XPのシェアが微増している。

2016年1月のシェアで、Windows 10のシェアは25%を突破した。MicrosoftはWindows 10のプロモートを積極的に進めており、同社の取り組みが継続して効果を上げていることがわかる。ただし、シェアが減り続けているとはいえ、Windows 7のシェアは47%を超え、そしてWindows XPのシェアはいまだに9%を超えている。Windowsは特定のプロダクトが長期にわたって使われる傾向があり、サポートが終了したにもかかわらずWindows XPは強いシェアを確保し続けている。

2017年1月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年1月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年1月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2017年1月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 91.41% 91.72%
2 Mac 6.32% 6.07%
3 Linux 2.27% 2.21%
4 FreeBSD 0.00% 0.00% =
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 7 47.20% 48.34%
2 Windows 10 25.30% 24.36%
3 Windows XP 9.17% 9.07%
4 Windows 8.1 6.90% 6.90% =
5 Mac OS X 10.12 2.75% 2.31%
6 Linux 2.27% 2.21%
7 Mac OS X 10.11 1.73% 1.83%
8 Windows 8 1.62% 1.66%
9 Mac OS X 10.10 1.07% 1.11%
10 Windows Vista 0.84% 1.06%
11 Mac OS X 10.9 0.39% 0.42%
12 Windows NT 0.36% 0.31%
13 Mac OS X 10.6 0.13% 0.14%
14 Mac OS X 10.8 0.12% 0.12% =
15 Mac OS X 10.7 0.11% 0.12%