ローランドは、コンパクトなサイズのデスクトップ用パワードスピーカー「MA-22」、「MA-22BT」を発表、2017年4月に販売を開始する。価格はオープン、市場予想価格は、税込で「MA-22」は20,000円前後、「MA-22BT」は23,000円前後となる模様。

MA-22

MA-22BT

MA-22の設置イメージ

MA-22BTの設置イメージ

両製品は、111.2(W)×134(D)×222.6(H)mmというコンパクトなサイズのパワードスピーカー。ウーファー(低音)/ツィーター(高音)の2ウェイ・バスレフ方式を採用している。「バスレフ方式」は「バス・レフレックス方式」の略で、スピーカーユニットの背後から出てくる音を利用して低音を増強する仕組みだ。パワーアンプは20W×2のステレオ出力で、小音量・繊細なサウンドから、迫力のあるパワフルな重低音までを忠実に再現してくれる。再生周波数帯域は80Hz~20kHz(-10dB)。

瞬時かつ簡単に操作できるよう、本体の前面に音量つまみと2帯域(低音/高音部)の音質調整つまみを装備。ヘッドホン端子と電源スイッチも前面に搭載し、デスクトップ使用時の操作性や利便性を高めた。DAWからPCゲームまで幅広いシーンでの利用が考えられる。入力端子は RCAピンジャック×2とステレオミニジャックを備えており、パソコンやオーディオデバイスへの接続はもちろん、Bluetooth対応モデルの「MA-22BT」では、スマートフォンなどとワイヤレス接続しての再生も可能となっている。「MA-22BT」で採用されているのはBluetooth 3.0で、対応プロファイルはA2DP/HFP、対応コーデックはSBC(SCMS-T方式によるコンテンツ保護の対応)となっている。

カラーは「MA-22」がホワイト、「MA-22BT」はブラック。サイズは前述の通り、111.2(W)×134(D)×222.6(H)mm。質量はともにRチャンネルが1.6kg、Lチャンネルは1.52kg。本体のほか、ACアダプター、ACコード、スピーカーケーブル、ステレオ・ミニ←→RCAピン変換ケーブルなどが付属する。