チャイナエアライン(本社: 台湾桃園市)は2月16日より、桃園国際空港MRT線の台北車站駅(以下、A1駅)で市内チェックインサービスを開始する。台北車站駅(A1駅)で事前に搭乗手続きと受託手荷物の預けを済ませ、空港での手続き時間を短縮することで、滞在時間を有効活用につなげる。

チャイナエアラインまたはマンダリン航空が対象

台北と桃園国際空港を最短35分程度で結ぶ桃園国際空港MRT線は、2月2日より試験運行、3月2日より正式運行を開始する。今回発表された事前チェックインサービスは、桃園国際空港MRT-台北車站駅(住所: 台北市中正区鄭州路8號(No. 8 Zhengzhou Road, Zhongzheng District, Taipei City))に設置。

同サービスは、チャイナ エアラインまたはマンダリン航空が運航する桃園国際空港発のフライト利用客が対象となる(他社運航のコードシェア便は対象外)。なお、桃園国際空港MRT線を利用しなくても、同サービスは受けられる。

A1駅にあるカウンターでチェックインと受託手荷物を預けるほか、A1駅では「セルフチェックイン機 キオスク」や「自動手荷物預け機」が設置されているので、乗客自身で手続き・手荷物預けができる。

受付時間(台湾時間)は、2月16日~3月1日までは08:00~16:00、3月2日以降は06:00~21:30。出発時刻まで3時間以上ある当日のフライトのみが対象となる。受託手荷物は、最長の辺の長さが70cmを超えないもの、3辺の和が158cmを超えないものとする。なお、特別なサポートを必要とする人(子どものひとり旅、手荷物用に座席を購入した人など)、または空席待ちチケットを持っている人は、桃園国際空港にて手続きが必要となる。

A1駅で受託手荷物を預けた後に、何らかの理由で手荷物の返却を希望する場合は、当該手荷物が空港に発送されていない場合に限り、預けたA1駅で返却が可能。当該手荷物が桃園空港に発送済みの場合は、A1駅からの受託手荷物の運送が片道のみ(A1駅から空港)となるため、桃園国際空港での返却となる。その際は、サービスカウンターにて受託手荷物の受け取りが必要となる。超過手荷物の支払いが発生する場合は、A1駅でチェックイン手続きを済ませた後、桃園空港のサービスカウンターで超過手荷物の料金を支払い、搭乗券を受け取る流れになる。