Origamiと、日本交通及び同社のグループ会社であるJapanTaxiは1月27日から、東京23区・武蔵野市・三鷹市で運行する日本交通のタクシーに設置しているIoT(Internet of Things)型デジタル・サイネージである「TokyoPrime」端末を利用し、スマートフォンによる決済サービスである「Origami Pay」(オリガミペイ)及び中国最大手の電子決済サービスという「Alipay」(アリペイ)を、タクシー運賃の支払い方法として共同で提供開始する。

タクシー車内での利用イメージ

現金の出し入れが必要無くスマートフォンのみで決済できるOrigami Pay及びAlipayは、利便性や安全性の高さから利用者を増やしているという。 今回、近距離移動の手段であるタクシー・サービスに導入することで、外国人観光客を含む消費者の決済シーンを、より快適で便利なものにするとしている。

タクシー車内の助手席後部に設置しているTokyoPrime端末では、タクシーの乗車料金支払時に、支払金額と決済方法の選択画面を表示するとのこと。 ここでOrigami PayまたはAlipayを選択すると同端末にそれぞれのQRコードを表示し、利用客がOrigamiまたはAlipayアプリでそのQRコードを読み取ることで支払いが完了するという。

同端末上では、Origamiアプリのインストール方法や利用方法を紹介し、利用客がよりスムーズにサービス提供を受けられるようサポートするとのことだ。

今回の取組みは、JapanTaxiの「IT×交通、モビリティ・イノベーション」に則りユーザー・エクスペリエンスを徹底的に追求するという理念と、Origamiの 「コマースを通じて、消費者とお店をより近づける。」という理念が、互いに共感したことで実現に至ったという。

まずは東京23区・武蔵野市・三鷹市で運行する日本交通の約3,500台のタクシーから提供を開始し、今後は全国のタクシー5万台の車両への展開を進めていくとしている。

なお、導入記念の期間限定共同キャンペーンとして1月27日から3月31日まで、Origami Pay導入済みタクシー車両でOrigami Payを利用して乗車料金を支払うと、その場でOrigamiから乗車料金の10%分を優待するとのこと。