デジタル・アドバタイジング・コンソーシア(DAC)は、VR事業を展開するゲートウェイと提携し、VR(仮想現実)コンテンツの制作・配信・分析をワンストップで行うソリューションサービスの提供を開始すると発表した。

このサービスでは、 VRコンテンツの制作・配信だけでなく、コンテンツ視聴後のユーザー分析までをワンストップで提供。ゲートウェイのVRコンテンツ配信技術とDACが開発・提供するDMP「AudienceOne」を連携することで、VRコンテンツを視聴しているユーザーのオンライン行動や属性・嗜好性を分析し、ビジネスに活用することが可能となるという。

たとえば、イベント会場や実店舗でVRコンテンツを視聴したユーザーと通常のユーザーのオンライン行動を比較分析したり、媒体社のデジタルメディア上でVRコンテンツを視聴したユーザーの属性・嗜好性を分析し、コンテンツ内容の見直しに活用したりすることができるという。

VRコンテンツ視聴データの活用例

同社はこのサービスにより、広告主はVRコンテンツを活用した商品・サービスのブランドイメージの浸透、利便性の向上が期待でき、媒体社はVRコンテンツを利用したコンテンツビジネスの構築・運用が可能となるとしている。