俳優の坂上忍が24日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演し、脳リンパ腫のため21日に亡くなった俳優の松方弘樹さんとの思い出を語った。

坂上忍

1991年の映画『江戸城大乱』で共演した坂上は「僕にとっては大先輩。数少ない昭和の大スター」と称えた上で、松方さんとのエピソードを語り出した。

坂上はある日、俳優の若山富三郎さんに呼び出され、生意気盛りであいさつの仕方がなってなかったため「100%殴られる」と思って楽屋を訪れると、そこに松方さんもいたという。そして、バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)でも活躍していた松方さんに対し、若山さんが「お前がバラエティ出てチャラチャラやってるから、あいさつもできねーガキが出てくるんだ」と怒り、それがきっかけで松方さんに飲みに連れて行ってもらう関係になったそう。

坂上は、「豪快な方。教わったことといえば、豪快できれいなお金の使い方とか、飲むんだったら吐くまで飲むとか、一番はスタッフさんへの気遣い。これは口をすっぱくして言われました」と明かし、「残念ですけど、心よりご冥福をお祈り申し上げたいと思います」としのんだ。