富士重工業は23日、スイスで開催される第87回ジュネーブ国際モーターショー(3月7・8日プレスデー、3月9~19日一般公開)にて、新型「XV」を世界初公開すると発表した。新型「XV」の日本国内での先行予約受付を3月9日から開始することも発表された。

スバル新型「XV」。3月のジュネーブモーターショーで世界初公開される

同社は昨年のジュネーブモーターショーにて、新型「XV」の礎となったコンセプトモデル「XV CONCEPT」を出展していた。スバルの次世代デザインフィロソフィー「DYNAMIC X SOLID」をコンパクトクロスオーバーモデルとして表現したデザインコンセプトカーで、「凝縮されたボディサイズの中で、ダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素とクロスオーバーならではの力強い造形を大胆に表現しつつ、クラスを超えた質感を融合させる」ことで、次期「XV」のデザインの方向性を提示したという。

今年のジュネーブモーターショーで、いよいよ新型「XV」が姿を現す。同ショーのスバルブースでは、日本時間3月7日19時(現地時間3月7日11時)から富士重工業代表取締役社長、吉永泰之氏によるプレスカンファレンスが実施される。

新型「XV」のデザインの方向性を示したスバル「XV CONCEPT」。昨年の「東京モーターフェス 2016」でも展示された

スバルオフィシャルウェブサイト内に新型「XV」専用ページも開設された。新型「XV」のシルエットとともに「次世代スバルSUV、始動。」と記され、3月7日のジュネーブモーターショーで世界初公開、3月8日の国内仕様公開を経て、3月9日から国内先行予約を開始することが紹介されている。専用ページでは今後も、国内仕様の新型「XV」に関する情報を随時配信していく予定とのことだ。