東武鉄道は4月21日、東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線、東武アーバンパークライン(野田線)などでダイヤ改正を実施する。今回の改正では、同社として26年ぶりの新型特急車両500系「リバティ」が営業運転を開始する。

東武鉄道の新型特急車両500系「リバティ」

「リバティ」は下今市駅で併結・分割を行うことで、浅草駅から東武日光駅・鬼怒川温泉駅、さらには相互直通運転を行う野岩鉄道・会津鉄道経由で会津田島駅まで運行される。これにより、これまで必要だった下今市駅などでの乗換えが不要となる。都心と日光・鬼怒川方面を結ぶ特急列車の本数も平日に5本、土休日に9本増発される。新設される野岩鉄道・会津鉄道直通特急列車は1日8本(上下各4本)となる。

伊勢崎線方面では、特急「りょうもう」全列車の久喜駅停車が決定。「リバティ」による館林行の特急列車も新たに設定される。この列車は、館林行「リバティりょうもう43号」と東武日光行「リバティけごん47号」を連結して浅草駅を20時0分に発車。東武動物公園駅まで併結運転を行い、同駅で列車を分割。特急「リバティりょうもう43号」は館林駅に21時12分に到着する。

近距離区間では、浅草~春日部間の特急「スカイツリーライナー」と、東武アーバンパークラインへ乗り入れる特急「アーバンパークライナー」を朝・夕通勤時間帯に新設。その他、すべての特急列車をとうきょうスカイツリー駅に停車させるなどの変更を行う。