JR北海道とJR東日本は19日、北海道新幹線開業1周年企画の内容を発表した。新幹線を含むJR北海道・JR東日本の全線が5日間乗り放題になるきっぷの発売をはじめ、団体臨時列車の運行や新幹線駅でのイベントなどが予定されている。

北海道新幹線開業1周年ロゴ・JR北海道版(JR北海道提供)

北海道新幹線開業1周年ロゴ・JR東日本版(JR東日本提供)

乗り放題きっぷは、JR東日本の「大人の休日倶楽部」会員向けに「北海道新幹線開業1周年大人の休日パス」の名称で発売。価格は2万6,000円で、利用期間は4月10~19日。利用開始日の1カ月前から前日まで発売する。団体臨時列車は3月24日に「北海道新幹線1周年記念号」として、東京~新函館北斗間を1往復運転。おもな旅行会社による旅行商品として発売され、参加者には開業1周年記念乗車証明書が配布される。

北海道新幹線の各駅をはじめ、函館駅を含む道南地域の計10駅では2月1日から順次、開業1周年デザインの駅看板や横断幕などを掲出。北海道新幹線をキービジュアルとしたポスターやパンフレットなども制作し、北海道・東北・首都圏で宣伝プロモーションを展開する。これらの宣伝展開に使用するため、北海道・東北新幹線「はやぶさ」の羽をイメージした開業1周年ロゴも制作した。

開業1周年当日の3月26日は、函館駅前で北海道・東北グルメや観光PRブース、ステージイベントなどが楽しめる記念イベントを開催。新函館北斗駅・木古内駅・奥津軽いまべつ駅でも3月26日を中心に記念企画を実施し、お祝いムードを盛り上げるという。