デルは20日、13.3型のゲーミングノートPC「ALIENWARE 13」の新モデルを発売した。CPUやグラフィックスを最新世代に刷新したほか、最上位モデルでは有機ELディスプレイ(OLED)も搭載できる。直販価格は税別139,980円から。

ALIENWARE 13

「ALIENWARE 13」は、デルのゲーミングブランド「ALIENWARE」の中でもコンパクトなゲーミングPC。最新モデルでは、CPUを"Kaby Lake"こと第7世代Intel Coreプロセッサ、グラフィックスをPascal世代のNVIDIA GeForce GTX 10シリーズに刷新し、パフォーマンスが向上した。

標準のカスタマイズモデルは「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」「OLED」の4種類で、「スタンダード」「プレミアム」は、ディスプレイに1,366×768ドットのTNパネル、「プラチナ」は1,920×1,080ドットのIPSパネル、最上位となる「OLED」はその名の通り、有機ELパネルを採用する。

有機ELパネルを搭載した「ALIENWARE 13」は、2016年のCESで発表され、すでに北米と中国で販売が開始されている。日本国内のイベントでもこれまで、たびたび参考展示されていたが、パネルの調達が追いつかないことから具体的な発売時期がきまっていなかったが、ついに国内投入がきまった。

ALIENWARE 13のOLEDモデル

14型や15型のALIENWAREは側面にイルミネーションが搭載されているが、13では天面のロゴのみ

100,000:1のコントラスト比、1msの応答速度、400nitの高輝度、Adobe RGB比104%の広い色域を備え、深みのある黒やリアルで鮮明な色彩が表現可能なほか、動きの早いゲーミング用途にも好適という。

「スタンダード」モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-7300HQ(2.5GHz)、メモリがDDR4 2400MHz 8GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050 2GB、光学ドライブは非搭載、ストレージは180GB SSD、ディスプレイが13.3型HD(1,366×768ドット)TN液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。直販価格は税別139,980円。

「プレミアム」モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.8GHz)、メモリがDDR4 2400MHz 8GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 2GB、光学ドライブは非搭載、ストレージは180GB SSD、ディスプレイが13.3型HD(1,366×768ドット)TN液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。直販価格は税別154,980円。

「プラチナ」モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.8GHz)、メモリがDDR4 2400MHz 16GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 2GB、光学ドライブは非搭載、ストレージは256GB PCIe SSD、ディスプレイが13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)IPS液晶、OSがWindows 10 Home 64bit。直販価格は税別169,980円。

「OLED」モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.8GHz)、メモリがDDR4 2400MHz 16GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1060、光学ドライブは非搭載、ストレージは512GB PCIe SSD、ディスプレイが13.3型QHD(2,560×1,440ドット)有機EL、OSがWindows 10 Home 64bit。直販価格は税別239,980円。

通信機能はギガビット対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、Thunderbolt 3×1、USB 3.0×3(Type-A×2、Type-C×1)、HDMI×1、Webカメラ、マイク×1、ヘッドホン×1など。

本体サイズはW330×D269×H24mm、重量は約2.4kg。