JR西日本・JR四国・JR東日本は20日、春の期間(2017年3~6月)の臨時列車について発表した。臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」はゴールデンウィーク期間に計4本設定。下りの寝台特急「サンライズ瀬戸」は3月中旬以降、琴平駅へ延長運転を行う。

臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」が今年もゴールデンウィーク期間に運転される

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の定期列車は東京~高松・出雲市間で運転(東京~岡山間で併結運転)。近年は定期列車に加え、ゴールデンウィーク期間やお盆期間、年末年始期間に臨時寝台特急「サンライズ出雲91・92号」が運転されている。2017年もゴールデンウィーク期間に計4本の臨時列車が設定された。

上り「サンライズ出雲92号」は出雲市駅15時33分発・岡山駅19時49分発・東京駅翌日6時23分着で運転され、運転日(始発駅基準)は5月1・6日。下り「サンライズ出雲91号」は東京駅22時21分発・岡山駅翌日8時48分着・出雲市駅13時7分着で運転され、運転日(始発駅基準)は5月2・7日となっている。

「サンライズ出雲91・92号」ともに285系7両編成で運転(車内販売なし)され、東京~出雲市間の途中停車駅は横浜駅・大阪駅・三ノ宮駅・姫路駅・岡山駅・倉敷駅・備中高梁駅・新見駅・米子駅・安来駅・松江駅・宍道駅。「ご利用のチャンスが増え、観光・行楽により便利な『サンライズ出雲』を是非ご利用ください」(JR西日本米子支社)とのこと。

下り「サンライズ瀬戸」の琴平駅への延長運転も3月以降に実施される

定期列車の下り「サンライズ瀬戸」の延長運転は、3月17~19日に東京駅を発車する下り列車を皮切りに、6月まで休前日(おもに金・土曜日)の東京駅発の列車を対象に実施。ゴールデンウィーク期間中の5月2~6日に東京駅を発車する下り列車も延長運転を行う。いずれも定期列車として高松駅に7時27分に到着した後、同駅を7時54分に発車して予讃線・土讃線を走行。途中の多度津駅・善通寺駅に停車し、琴平駅には8時52分に到着する。