2017年3月18日(土)より全国ロードショーとなる神山健治監督の最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が、米・ニューヨーク市で開催されるニューヨーク国際子ども映画祭<現地2月24日(金)~3月19日(日)開催>で上映されることが決定。本映画祭が北米プレミア上映となる。

1997年に始まったニューヨーク国際子ども映画祭は、子どもにとってよりよい映画の定義づくりを目的としてGKIDS (Guerrilla Kids International Distribution Syndicate)が立ち上げ、毎年100にもおよぶアニメーションを中心とした作品上映する北米最大の子ども映画祭。2000年以降は毎年前売り券が完売するなど注目を集めているほか、日本で話題のアニメ―ション作品が上映されることでも知られており、過去には『サマー・ウォーズ』や『マイマイ新子と千年の魔法』などが上映されている。また、2012年には『風の谷のナウシカ』や『千と千尋の神隠し』をはじめとしたスタジオジブリ作品全14本が上映され話題となった。

『ひるね姫』は映画祭最終日となる現地時間3月19日(日)のメイン作品(Closing Spotlight)として上映され、神山健治監督も現地での登壇を予定している。『攻殻機動隊S.A.C.』をはじめ海外にもファンの多い神山監督最新作のお披露目とあって、本映画祭でも多くの注目が集まることが期待される。なお、日本からはほかにも『ルドルフとイッパイアッテナ』や高畑勲監督の『パンダコパンダ』、さらに新海誠監督の『君の名は。』がオープニングデーに上映されることが決定している。

(C)2017 ひるね姫製作委員会