NXP Semiconductors(NXP)は1月17日、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、小型IoT機器でのスマート・コネクションの速度と信頼性を向上する新しいスイッチ内蔵無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)ローノイズ・アンプ(LNA)を発表した。

新しいWLAN LNA+スイッチ・ファミリはより強力なWLAN信号の提供により、高性能と低電流機能の両方を実現。これにより、メーカーはWLANコネクティビティの強化とより強力な信号の提供が可能となる。新しいスイッチ内蔵ローノイズ・アンプはより高いスループット標準を採用しており、最新の802.11ac 1Gb/s標準を含め、WLANアプリケーションの受信感度の強化に貢献する。WLAN LNA+スイッチ・ファミリはNXPの高性能QUBiC第8世代SiGe:C技術を使用しており、クラス最高レベルのノイズ指数、直線性、効率、低挿入損失CMOSスイッチのメリットと、SiGe技術の特長であるプロセス安定性と堅牢性の両方を有する製品だという。WLAN LNA+スイッチ・ファミリはBGS8324、BGS8358、BGS8424、BGS8458で構成される。

NXPは「スマート環境やIoTでは、モバイル機器を通じてこれまでにない大量のトランザクションが発生しています。これによる需要の増大に伴い、より強力で高性能の無線LAN受信へのニーズが高まっています」とコメントしている。