LCCの春秋航空日本は成田=天津線を1月28日に、成田=ハルビン線を1月29日に、それぞれ就航する。今回開設される天津線は成田空港から唯一のノンストップ便の運航、また、ハルビン線は本邦社として初めての運航となる。

春秋航空日本は2016年2月には、成田=重慶線/武漢線を開設している

天津は中国4直轄市のひとつで、北方最大の貿易港。かつて諸外国が租界をおいた背景から、中国文化と西洋文化が入り混じった街並みが特徴の観光都市でもある。機材はボーイング737-800(189席)で、月・水・土曜日の週3便での運航となる。

天津線のスケジュール(時間は現地時間、2月13日~17日および3月6日~10日は機材繰りのため運休)

一方のハルビンは、中国最北の行政区黒竜江省の省都で、その異国情緒漂う街並みは「東方のモスクワ」とも称されている。毎年1月には冬の風物詩である氷雪祭りが開かれ、国内外から多くの観光客が訪れる。機材はボーイング737-800(189席)で、火・木・金・日曜日の週4便での運航となる。

ハルビン線のスケジュール(時間は現地時間、2月13日~17日および3月6日~10日は機材繰りのため運休)

同社は成田空港を拠点に2016年2月に重慶線、武漢線を開設、国内線においてもそれまでの広島線、佐賀線に加え、8月に新千歳線、9月に関西線を新規開設するなど、路線の拡大を行っている。成田国際空港は、「今回の路線開設により、お客さまの中国東北地方へのアクセス利便性がさらに向上することを喜ばしく思っております」とコメントしている。

春秋航空日本のネットワーク