みずほ銀行は1月16日、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と連携し、同日から期間限定で、顧客の資産運用の相談に対応する3種類のコミュニケーションロボット(Pepper、Sota、NAO)をみずほ銀行八重洲口支店のFinTechコーナーに設置すると発表した。

具体的には、Pepper、Sota、NAOが顧客を迎え、「NISAのお得な話」や「海外の金利動向」、「将来のお金の準備」など資産運用の話について連携して案内する。

ロボット連携イメージ

今回のコミュニケーションロボット設置においては、各種ロボットとWebサービスやセンサーを連携させたシナリオの作成・実行・管理が可能なCTC開発のロボット&IoTプラットフォームを提供。

今後みずほ銀行は、ロボットと顧客とのコミュニケーション内容と既存取引情報や最新金融情報との融合によるOne to One対応、人工知能技術との連携によるインタラクティブな応対をベースにした行員のコンサルティングサポートなど、より高度なロボット活用を展望していく。

また、今回の期間限定設置を契機として、複数の異なるロボット連携による接客の実効性を見極め、将来的にはロボットによる受付から窓口業務まで一気通貫したサービス提供を見据えている。