インフォサイエンスは1月13日、超高速検索インデックス搭載の統合ログ管理システム「Logstorage Ver.6」最新版を販売開始した。

「Logstorage」は、内部統制、情報漏えい対策、PCI DSS準拠、マイナンバーの利用監査、標的型攻撃対策など、主に企業内のITシステムの適切な利用をモニタリングする統合ログ管理システム。

統合ログ管理システムのイメージ

最新版となる「Ver.6」では、インデックス機能により、旧バージョン(インデックス未対応)との性能比において、数十~数千倍以上の高速化を実現している。特に大量のログからごく少量を見つけ出す検索パターンでは、数秒単位での検索が可能となった。

ログの収集時点から即座にインデックスが自動作成し、常に高速検索を体感することが可能。ファイルの持ち出しや不正アクセス、サイバー攻撃による情報漏えい事故・事件といったケースでは、検索対象の期間やログの種類が定まっておらず、「特定ユーザ」や「特定IPアドレス」、「ログイン失敗」など怪しいキーワードを含むログだけを急いで抽出する必要があるため、このようなケースにおいて特に威力を発揮する。

また、検索結果が大量の場合は、見つかったログから順次表示していく「五月雨検索」機能が追加されたことで、体感的な検索速度も向上した。

同社は今後、将来の集中管理機能を見据えて動作プラットフォームをこれまでの「.NET版」「Java版」の2種類から、「Java版」に統一し、開発をよりスピーディーに進めていくという。

提供価格は、税別65万円。