フィッシング対策協議会は11日、日本マイクロソフトをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。

日本マイクロソフトをかたるフィッシングメールの例

フィッシングメールの件名は「ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。」。メール本文では、Officeのプロダクトキーが違法コピーされた可能性があるため、「検証作業」と称してフィッシングサイトに誘導させる。検証作業を行わない場合、プロダクトキーの利用権限を終了させるといった不安を煽る記述もみられる。

同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、注意を喚起した。あわせて、電話番号やPINコード、住所、カード番号といった重要なユーザー情報をフィッシングサイトに入力しないよう呼びかけている。