ロータスカーズ日本正規販売輸入総代理店のエルシーアイは13日、ハイパフォーマンス・スポーツカー「3-イレブン」を発売する。1トン以下のボディに416PSのハイパワーエンジンを搭載した。「東京オートサロン2017」でも実車が発表される予定だ。

ロータス「3-イレブン」は1月13日発売

「3-イレブン」は2015年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで披露されたロータス史上最速の量産車。オープンコックピットデザインのボディにはカーボン複合材が使われており、車重は925kg(イギリス本国発表の乾燥重量)となった。この軽量ボディに、「エヴォーラ400」に搭載された3.5リットルV6スーパーチャージャーエンジンを搭載する。最高出力は416PS。「3-イレブン」にはロードバージョンとレースバージョンがあり、レースバージョンでは890kgのボディに466PSの最高出力となっている。

トランスミッションはオイルクーラー付きの6速マニュアルで、LSDも標準装備。レースバージョンではパドルシフト付きの6速シーケンシャルとなる。ブレーキは直径332mmのベンチレーテッドディスクにAPレーシングの4ポッドキャリパーを組み合わせる。ホイールサイズは18インチとされた。

インテリアはレーシングカーそのもののシンプルなもので、ロードバージョンではスクリーンと助手席が装備されるが、レースバージョンではこれさえもオプション扱いとなる。インストルメントパネルはTFTカラースクリーン。ロードバージョンの価格は1,495万8,000円、レースバージョンの価格は2,025万円(ともに税込)。

ロータス「3-イレブン」エクステリア・インテリアなど