FTC、家庭向けIoTデバイスを脆弱性から守るツールを開発するコンテスト開催

IoT Home Inspector Challenge|FEDERAL TRADE COMMISION

米連邦取引委員会(FTC; U.S. Federal Trade Commission)は1月4日(米国時間)、「IoT Home Inspector Challenge|FEDERAL TRADE COMMISION」において、家庭向けに提供されるIoTデバイスをセキュリティ脆弱性の脅威から守るツールの開発に関するコンペティションを開催すると発表した。賞金は最大で25,000米ドル(約290万円)とされている。デフォルトパスワードの使用から引き起こされる問題を解決するための機能の追加などもオプションとして盛り込まれている。

家庭向けのIoTデバイスがマルウェアの感染対象として選ばれ、ボットネットの構築や大規模DDoS攻撃に悪用されていることは2016年の段階で明らかになっている。この攻撃は今後も続くことが予測されており、早急に解決する必要がある課題とされている。

しかし、家庭向けに出荷されるIoTデバイスはデフォルトのパスワードのまま使用されることが少なくないため、外部からの侵入を防ぐことが難しいケースがある。また、家庭で使われるIoTデバイスは一度もファームウェアのアップデートが実施されないことも多い。こうした状況が脆弱性のあるIoTデバイスという現状を生み出しており、さらに今後大きな問題になるだろうと見られている。

FTCが発表したコンペティションは、こうした状況に対して保護機能を設けるツールを提供するきっかけになるものとして興味深い。登録および提出の期限は5月22日とされており、7月27日には入賞者を発表すると説明がある。

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