「永遠の一手-2030年、コンピューター将棋に挑む-」ポスター

伊藤智義原作による松島幸太朗「永遠の一手-2030年、コンピューター将棋に挑む-」の上下巻が、本日1月6日に同時発売された。

週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて連載されていた本作は、学生時代に「栄光なき天才たち」で原作者デビューしたのちに計算機学者としても活躍する伊藤と、「ショー☆バン」で知られる松島のタッグによる、将棋を題材にしたドラマ作品。プロ棋士が将棋ソフトに勝ち越せなくなった2020年、将棋ソフト「彗星」と名人・羽内将史による対決で名人が敗れた。それがきっかけとなり将棋界は一変、人間と将棋ソフトがコンビを組んで戦うチーム戦が導入される。しかしその時代の流れに逆らい、コンピューターのサポートを受けない棋士・増山一郎が現れ……。

単行本の下巻には、増山の娘で天才中学生プログラマー・翔子を主人公とした特別編「異次元サイバースペース」も収録されている。また伊藤が原作を担当した森田信吾「栄光なき天才たち」全7巻と、森高夕次原作で松島が描いた「ストライプブルー」全11巻の電子版配信が、本日よりスタートした。

書泉・芳林堂書店、TSUTAYAでは購入特典としてメッセージペーパーを用意。また書泉グランデ、書泉ブックタワー、芳林堂書店高田馬場店では、単行本の発売を記念したフェアを開催中。複製原画やサイン色紙を展示しているほか、単行本購入時に配布される用紙に必要事項を記入して応募すると、抽選で複製原画が贈呈される。さらにTSUTAYA三軒茶屋店、千葉大学生協の書籍部では「永遠の一手」のA1サイズのポスターが掲出されているので、こちらもチェックしてみては。