DG Labは1月6日、ブロックチェーンのコアデベロッパー育成を目的としたワークショップ「Blockchain Core Camp」(BC2)を、2017年2月3日~5日に東京・恵比寿で開催すると発表した。

DG Labは、デジタルガレージ、カカクコム、クレディセゾンの3社が協同で2016年7月に設立したオープンイノベーション型の研究開発組織。

同ワークショップは、3日間にわたるハンズオン形式のトレーニングを通じて、ビットコインの基盤技術であるブロックチェーンについて技術的な理解を深めることを目的にしている。

第1回目となる今回は、ビットコインのコア実装を中心に、基礎から今後が期待されている拡張技術までを幅広く学ぶ。ビットコインのコア実装を教材として選んだ理由として、ビットコインに利用されているブロックチェーンが、さまざまな企業が手がけている派生のブロックチェーン技術と比較して、はるかにセキュアであると認識しているためだという。DG Labは、その可能性をより深く追求することが、仮想通貨に限らない将来の多面的なブロックチェーンの応用に欠かせないと考えているとした。

BC2では、世界的にトップレベルのブロックチェーンの専門家が講師(トレーナー)を勤める。具体的には、DG Labのエンジニアチームを始め、海外からは、Thaddeus Dryja氏(Lightning Networkの開発者)、Jeremy Rubin氏(マサチューセッツ工科大学 Digital Currency Initiativeのファウンダー)、Nicolas Dorier氏(C#版のビットコインであるNBitcoinの開発者であり、TumbleBitのC#版「NTumbleBit」の開発者)などを予定している。

DG Labは、今後も国内外のゲストトレーナーを迎え、BC2を通じてブロックチェーンの多種多様な拡張技術や、注目の技術を取り上げながら世界トップレベルのコアデベロッパーの育成を支援していく予定だ。

開催概要

  • 日時:2月3日、2月4日、2月5日(いずれも9時~18時)
  • 場所:東京都恵比寿南3-5-7 デジタルガレージ9F カンファレンススペース
  • 参加費:3日券1万8000円
  • 定員:約100名