ベンキュージャパンは12月29日、映画の投写に最適とするDLPフルHDホームシアタープロジェクタ「HT6050」を発表した。2月24日から発売する。価格はオープン。

HT6050

HDTVの国際規格Rec.709に対応するホームプロジェクタ。1,920×1,080ドットでの投写が可能で、映画の投写に適した「THXモード」を搭載。映画製作者が意図した色味や画質を忠実に再現するという。コントラスト比が50,000:1と高く、暗い場面においても明瞭な画面を描写する。

高画質機能として「CinemaMaster Video+テクノロジー」に対応。肌の色合いに陰影をつける「フレッシュ・トーン機能」、フレームの前後に補完フレームを挿入して滑らかにする「モーションエンハンサー」、中間色の色合いを調整する「カラーエンハンサー」、エッジと質感を向上させる「ピクセル・エンハンサー」などを備える。

付属のリモコン

レンズはオールガラス製で、光学1.25倍のズーム機能に対応。縦が-15~55%、横が±5%のレンズシフトも行える。ズームレンズのオプションも豊富で、設置に柔軟性を持たせている。ISF認定も取得しているので、認定を受けた映像調整エンジニアによるカラーキャリブレーション調整も可能。

主な仕様は、投写方式がDLP、コントラスト比が50,000:1、光源が280W、光源寿命が標準で最大2,500時間、エコノミーで最大3,500時間、スマートエコで最大6,000時間。スタンダードレンズ時の画面サイズは35~205型。スタンダードレンズ時の投写距離は80インチで約2.73~3.42m、100インチで約3.41~4.27m、120インチで約4.09~5.13m、150インチで約5.11~6.41m、180インチで約6.82~8.55m。対応解像度は640×480~1,920×1,200ドット。

映像入力インタフェースはHDMI×2(1基はMHL対応)、D-sub×1、コンポジットビデオ×1。投写位置は正面 / 天井正面 / 背面 / 天井背面。台形補正機能は手動で縦±30度。本体サイズはW431×D321×H167mm、重量は約8.8kg。