ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)メンバーが総出演する新春恒例のコンサートツアー「Hello! Project 2017 WINTER~Crystal Clear~」の初日公演が2日、東京・中野サンプラザで行われた。

左から広瀬彩海、宮崎由加、嗣永桃子、加賀楓、横山玲奈、譜久村聖、山岸理子

今年6月30日をもってハロプロを卒業し、芸能界から引退するカントリー・ガールズの嗣永桃子は、コンサート前の囲み取材に応じ「ハロー!プロジェクトのコンサートは2002年の夏から参加して、今回でちょうど30回目を迎えます。すごく長くやってきたので、今回でラストのハロー!プロジェクトのコンサートだと思うと寂しい気持ちもあります」と吐露。この日をどんな思いで迎えたか聞かれると「ハロー!プロジェクトに加入してちょうど5300日という日が経ちまして、6月30日まで残り179日、"いなく"なる日なんですよ! 運命を感じちゃいました」と明かし、「ハロー!プロジェクトのコンサートに出演した回数が歴代メンバーでもNo.1で、そういった誇りもありますので、そういった面もパフォーマンスで表せられるように頑張りたいと思います」と気合を入れた。

また、今年の目標を"伝"と書き初めを披露した嗣永は「ハロー!プロジェクトに約15年間いまして、伝統を後輩のみんなにしっかり伝える、そしてあと半年ありますので、その中でさらに磨きをかけて伝説のアイドルになれるよう頑張って行きたいと思います」と抱負を語り、さらに「皆さん、寒い日も続きますので、インフルエンザなどの伝染病にも気を付けてお過ごしください」と上手くまとめて報道陣の笑いを誘った。なお、卒業後は幼児教育の道に進むこと視野に入れている嗣永は、その準備をしているか聞かれると「今はアイドル1本で考えているので、卒業後にしっかり次の道のことを考えていきたいです」と語った。

同コンサートツアーは、総勢6組(モーニング娘。’17、アンジュルム、Juice=Juice、カントリー・ガールズ、こぶしファクトリー、つばきファクトリー)のハロプロメンバーと研修生が登場し、各グループのオリジナル曲はもちろん、シャッフルメンバーによるハロプロソングのパフォーマンスも披露。この日の公演では、13期目となる新メンバーが加入したモーニング娘。’17による新体制でのパフォーマンスや、カントリー・ガールズの新シングル(2月8日発売)、つばきファクトリーのメジャーデビューシングル(2月22日発売)からそれぞれ新曲が初披露された。