Q.妊娠中、一番不安に思っていたことは何ですか?

妊娠中はなにかと心配事が多い。自身の体調もそうだし、出産に対する不安や産まれてくる赤ちゃんのこと、今後の生活や仕事など、さまざまな事柄が気になるのではないだろうか。今回は、子どものいる既婚女性のマイナビニュース会員144名に「妊娠中、一番不安に思っていたこと」を聞いてみた。

Q.妊娠中、一番不安に思っていたことは何ですか?
・「障害があったらどうしよう。育てる自信があるか?」(54歳/大阪府/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ちゃんと生まれるか。障害なしで生まれてほしい。障害有無検査で障害があると判明したら、堕ろすべきか生むべきか」(74歳/東京都/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「やはり、五体満足で元気な子が生まれてくるだろうか、と思いました」(54歳/愛知県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「高齢出産(Age.37)だったので、とにかく赤ちゃんが『五体満足』で生まれてきてほしい!!ということだけでした」(47歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「無事に、五体満足に生まれてくることを願っていました」(52歳/山形県/フードビジネス/営業関連/会社員・公務員・団体職員)
・「奇形や染色体異常などの病気」(29歳/富山県/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「無事に生まれるだろうか。予定日前に急に生まれたりしないだろうか」(52歳/宮城県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「やはり流産の心配があったので、それですね」(41歳/青森県/教育/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「出産するとき、うまくできるのかどうか、どんな感じなのか未知の世界なので」(30歳/静岡県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「あまりに悪阻が酷いので、ほとんどなにも食べれなかったから、お腹の子が無事に育つかどうかとても心配だったこと」(67歳/兵庫県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「早産しそうだったので、ただただどうなるんだろうって思った」(29歳/東京都/その他/公共サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「妊娠初期に出血があったので、流産しないかとても不安だった」(30歳/大阪府/ガラス・化学・石油/その他技術職/会社員・公務員・団体職員)
・「妊娠中毒症。無事に出産まで進めるかどうかは不安でした」(55歳/福島県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「ちゃんとしたお母さんになれるのかどうか。子どもをちゃんと育てられるかどうか」(40歳/千葉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「赤ちゃんのお世話に無知だったので、できるのか心配でした」(33歳/長崎県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「自分はちゃんと母親になれるんだろか」(42歳/岐阜県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「年収の低さ。生活できない」(21歳/滋賀県/官公庁/その他・専業主婦等/会社員・公務員・団体職員)
・「すでに離婚を考えていたので、年子ふたりを抱えての生活には多少の不安を覚えていました」(51歳/長崎県/その他/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「貯金がなかったので、金額的にやっていけるのか不安でした」(31歳/埼玉県/物流・倉庫/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)
・「出産のときの痛みがどれほどのものか」(52歳/神奈川県/医療用機器・医療関連/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)
・「出産が怖い。痛いのが苦手なので」(43歳/神奈川県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「育休明けの仕事復帰について」(38歳/鳥取県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)
・「仕事を続けることができるかどうか」(50歳/埼玉県/その他/その他・専業主婦等/専業主婦)

■総評
マイナビニュースの既婚女性会員に対して「妊娠中、一番不安に思っていたこと」を聞いたところ、1位は「赤ちゃんの健康状態」で、27.1%を集めた。以下、2位は「安産かどうか」で24.3%、3位「ちゃんと育てられるか」は10.4%、4位は「今後の生活」で9.0%、5位「出産時の痛み」は4.9%、6位「仕事のこと」が4.2%となった。また、「特にない」は6.3%、その他は13.9%だった。

「妊娠中、一番不安に思っていたこと」の1位は、全体の3割近くの票を集めた「赤ちゃんの健康状態」となった。やはり、赤ちゃんが健康な状態で産まれてくれることを望む気持ちは強く、「とにかく五体満足で」との声が多く寄せられている。

2位は、出産自体が無事に終わることを願う「安産かどうか」で、「切迫早産」や「流産」「妊娠中毒症」などを不安に思うコメントが多数を占めた。3位の「ちゃんと育てられるか」では、「出産後、育てられるか心配した」「上手く育てられないかもしれないと思う」など、妊娠中から、きちんと子育てができるかどうかを案じている様子がうかがえる。

4位の「今後の生活」は、出産後の生活について、経済的な側面から不安に思う気持ちが綴られている。5位「出産時の痛み」は、2位の「安産かどうか」と同様に出産に対する不安だが、こちらでは「その痛みに耐えられるか」がおもな心配事となっている。6位「仕事のこと」では、出産後の仕事復帰や、育休中に職場に迷惑をかけないかなどを心配する、ワーキングウーマンならではの悩みが寄せられた。

その他の回答としては、「まだ結婚してなかったから親や仕事への影響」「共働きなのに子育てを親に頼れず、旦那と二人で子育てしないといけないこと」「今後、体がどうなっていくのかが不安だった」「一人でいる時に破水したら、どうしようと不安だった」などが寄せられた。

妊娠は二人目、三人目であっても不安は付きものだし、ましてや初産の場合はさまざまな場面で心配なことは尽きないのではないか。今回のアンケートでは、妊娠中の不安の第一位はやはり「赤ちゃんの健康状態」となり、赤ちゃんが「健康に育ち、無事に産まれてくれる」ことを願う声が多く寄せられている。

昔とは違い、幸い近年では医学の発達により妊婦や赤ちゃんの健康に対するサポートの態勢も整ってきている。医師のアドバイスを守り、きちんと検診を受けることで、不慮の事故などの可能性も大きく軽減できる時代になってきた。神経質になり過ぎる必要はないものの、注意深く妊娠生活を送りたいものだ。

調査時期: 2016年7月1日~2016年7月7日
調査対象: マイナビニュース会員(既婚女性限定)
調査数: 144人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

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