アイドルグループの嵐が29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第67回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 31日19:15~23:45)の囲み取材に応じた。

2016年を表す漢字一文字を聞かれた大野智が「送信の”送”」と答え、「本当、今年1番じゃないですかね。5人でメールの送信のし合い。すごいやったんですよ」と説明すると、そのチョイスにメンバーも驚きつつ、納得の様子。全員楽屋にいるにも関わらず、グループメールでのやり取りを行っていたこともあったという。

最近送りあった写真は、24日に誕生日をむかえた相葉雅紀に、大野が送ったフィギュアの写真。相葉は「俺とニノ(二宮和也)で撮りあって(送った)」と、仲の良い様子を明かした。

紅白の白組司会に決定した相葉は、今年を表す漢字を「驚」と表現し、櫻井翔は「31日に向けて、相葉さんと白組を応援したい」と「援」という漢字に。さらに、二宮は「5人でずっといる時間があって、シメが紅白で」と説明しながら「楽しいの”楽”」を選び、松本は「相葉雅紀さんの”雅”」を選出した。松本は改めて「相葉くんが紅白の司会をやるっていうことはすごいことだと思いますし、最後をきれいに飾って優勝して、相葉さんが優勝旗を持ってる姿で終われたらいいな」と希望を込めた。

一方、“優勝旗”というワードに反応した相葉は、大野に「絶対出てこないでくださいね!」と念を押す。5人で司会を行っていた年はリーダーである大野が優勝旗を持っていたため、相葉にはまわってこなかったという。大野が、出ない代わりに後ろから「うらやましそうに見てる」と提案すると、メンバーも「それ見たいな」と同調したものの、相葉は「内心狙ってると思いますよ。僕が取ろうとしたら横からくる可能性あるんで」と警戒。大野は「状況によって」と、奪取の可能性を匂わせた。

今年の紅白のテーマは「夢を歌おう」で、紅組23組・白組23組の計46組が出場。紅組の司会は有村架純、白組の司会は嵐の相葉雅紀で、総合司会は武田真一アナウンサーが務める。昨年は、紅組が優勝し、通算の対戦成績は紅組30勝、白組36勝。